メルマガ登録はこちら

| 心ハミングのグリーフサポート | 町田市 カウンセリング

「2020.05」

私は、愛する人を喪った方へお届けする言葉を
心を込めて丁寧にお届けしたいと
いつも願っています。

なぜなら、なにげにかけられた言葉に傷ついた
経験を何度となくしてきたからです。

 

その方が、私を気遣ってかけてくださった
言葉だとは頭では理解していても、
死別の悲しみにあるものは、繊細で
大切な自分の心を偽ることができず、
傷ついてしまうのです。

 

大切な方を喪った方は、いつもいつも
知らず知らずのうちに
自分の心を救う言葉を求めています。

 

その言葉を求めて本を夢中になって読み、
その中から見つけることもあれば、
ふとSNSの投稿などから目に飛び込んで
くることもあります。

 

ですから、私は
愛する人を喪った方へお届けする言葉を
心を込めて丁寧にお届けしたいと
いつも願っているわけです。

それでも失礼な表現をしてしまうことも
あるかと思います。

日々、成長していきたいと思います。

 

今日は

若松 英輔(わかまつ えいすけ )著

『言葉の羅針盤』の中で、であった言葉を
ご紹介します。

 

あるページに
悦柳 宗悦(やなぎ むねよし)氏の
次の言葉を紹介しています。

 

死にし人々にとっては、残る人々
から贈られる涙が、
どんなにか嬉しいであろう。

果敢ない存在の記憶は只それ等の
人々の心によって守られている。

私達とても、
悲さや苦さがなかったら、かくも
切に故人を想う事は出来ないであろう。

涙こそは記憶を新たにしてくれる。
悲さに於いて、此世の魂と彼世の
魂とが逢うのである。

 

悦柳 宗悦(やなぎ むねよし)
[1889~1961]美術評論家・宗教哲学者。

「死とその悲しみに就て」より

 

 

この言葉によせて若松氏は、こう言葉を
紡いでいます。

 

 

生者と死者が新たな関係において
出会うとき、生者は、
涙を見えない花束として
死者にささげ、悲しみを再会の
場所としてまみえる、というのである。

 

自らの死を悼む他社の涙が、
人生にとってかけがいものだとして
も、生きているうちにはそれを手に
入れることはできないではないか、
それでは意味がない、
という人もいるかもしれない。

だが、まったく別な考え方もできる。
人の人生は、この世で「肉体」が
滅んでも終わらないのかもしれないからだ。

死者の姿を見ることができない。
それにもかかわらず死者はいると
感じている人が少なくない。

死者と言うとよそよそしいが、
愛するあの人はなくなっても自分の
そばにいて「生きている」
そう信じている人は多くいる。

生ける死者の存在こそ、人生は死の
後も続くと言う確かな証しなのではないか。

人生において、なくてはならないものとは、
現世に必要なものではなく、
彼方の世界においてもなお、
かけがえのないものなのではない
だろうか。

 

生者と死者が新たな関係において出会うとき、
生者は、涙を見えない花束として死者に
ささげ、悲しみを再会の場所としてまみえる。

 

この言葉が、私の心に飛び込んできました。

 

私は、こう受け取りました。

大切な人を想って流す涙は、
  その人に贈る、見えない花束。

 

あぁ、なんと素敵な表現であろう。

姿なきあの人に流す涙は、
見えない花束だというのだ!

 

死にし人々にとっては、残る人々
から贈られる涙が、
どんなにか嬉しいであろう。

果敢ない存在の記憶は只それ等の
人々の心によって守られている。

私達とても、
悲さや苦さがなかったら、かくも
切に故人を想う事は出来ないであろう。

涙こそは記憶を新たにしてくれる。
悲さに於いて、此世の魂と彼世の魂とが
逢うのである。

 

ふりがなを振ってみました。

 

死にし人々にとっては、残る人々
から贈られる
涙が、どんなにか嬉しいであろう。

果敢ない(はかない)存在の記憶は
只(ただ)
それ等の人々の心によって
守られている。

私達とても悲さ(かなしさ)や苦さ
(くるしさ)が
なかったら、かくも
切に故人を想う事は出来ないで
あろう。

涙こそは記憶を新たにしてくれる。

悲さ(かなしさ)に於いて、
此世(このよ)の魂と彼世(あのよ)の
魂とが
逢うのである。

 

私は、この言葉とであい、この言葉を
愛する人を喪ったあなたへ心を込めてお届けします。

 

 

悲しみは、
消すことができなくてもいいのです。

ただ、ただ、
大きな愛がその悲しみを

包み込んでくれるのです。

 

 

大切な人を喪った方、
悲しみを言葉にすることから
はじめませんか?

言葉はあなたを癒し、さらに成長した
あなたと出逢える道へと続きます。

 

まだ見ぬ未来の自分と握手する場所
「心ハミング」であなたをお待ちしています。

※海外に住む方、遠方の方は
LINE・SKYPE・ZOOMなどで受けられています。

 

一般社団法人グリーフサポート研究所認定
グリーフサポートバディ

加藤久美子

 

体験談
こちらをクリック

 

グリーフサポート詳細
こちらをクリック

 

体験カウンセリング
こちらをクリック

 

料金・お申し込みは
こちらをクリック

 

 

「心ハミング」セッションルームは
青山京古さんの水晶で描かれた絵
「Spirit of Love」に見守られています。

 

 

グリーフサポート(死別の悲しみのサポート)
を、オンラインで5回受けられた
Mさん(看護師・救急救命士・女性)から
ご感想をいただきましたのでご紹介いたします。

 

♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ 

 

パパが急にいなくなって、もうすぐ1年に
なります。

パパは急にママの前から、いなくなって
しまいました。

「具合い悪くなる1時間前に、何気ない会話をしたじゃない。
またね、おやすみって言ったじゃない。
なんでそれなのにいないの!

ママは信じられなくて、現実を見たくなくて、
嘘だと言ってほしくて、眠れず、息苦しく、
食べれなくなり、泣いてばかりいたんだよ!」

どこの病院行っても、カウンセリングを
受けても、
「はい時間です。もういいですか?
辛かったらまた来てくださいね。」

そう言われて、気持ちは楽にはならず、
パパのそばに行ったらいいのか!
これからどうやって生きて行ったらいいのか!
本当に生きるのが辛かった。

そんな時、加藤さんのブログを見つけました。

なんだか読んでいるだけで泣けて来て、
この方に話を聞いてもらえたらいいなと
思ったのです。

加藤さんのカウンセリングを
受けているうちに、
ママはパパが大好きだったんだな、
愛に溢れていたんだなと感じました。

我慢しなくていい、泣きたい時は泣いていい、
そう言われているうちに心が軽くなって
いきました。

本当に出会えた事に感謝しています。

辛いのは辛いけど、でも毎朝お仏壇のお水を
替えたり、お線香上げたり、日課になって
パパに話しかけています。

4月から息子が就職し、新聞社に勤めている
ので、息子の会社の新聞を、毎日お仏壇に
上げています。
愛用の老眼鏡も添えて。

パパも息子の就職の合格聞いたら
喜んだでしょう。

49日の法要で合格が決まったから、
きっとそばで見ていて喜んでいたと思います。

加藤さんに出会わなかったら、
今だに悲しい思いしかなかったと思います。

いつも私を気にかけてくださり、
私は1人じゃないって思えたからです。

加藤さんに出会えた事に感謝し、
パパがいなくなってしまったことに
悲観するだけでなく、お仏壇に手を添える時
愚痴とか文句なども言えるようになりました。

パパもきっと聞いています。
元気だった頃と同じように。

今、元気でいられるのは、加藤さんに出会った
からだと思っています。

これからも、辛い時はまた話を聞いてください。
ありがとうございます。

♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ 

 

加藤より応援メッセージ

 

Mさん

心のこもった感想を書いてくださり、
心より感謝いたします。

Mさんにブログが届いたこと、
お申し込みメールをくださったこと
天の計らいと感じています。

Mさんと初めてお話させていただいたのは
Mさんがご主人と突然お別れしてまだ、
2月ほどしか経ってない頃でしたね。

 

どうしようもない心の叫びが、
たくさんたくさん溢れだしましたね。

 

想いを言葉に、声にすることができる。
涙を流すことができる。

 

それは、とっても大切な時間です。

 

※ 大切な人を想って流す涙は、
  その人に贈る、見えない花束。

 

 

Mさんの言葉が、流す涙が
ご主人に花束となって贈られた時間。

プレゼントは贈られた方も
贈った方も同時に幸せを共有する時間。

 

Mさんの言葉が、流す涙が、見えない花束が、
Mさん自身を癒してくれる時間でした。

 

誰にもアドバイスされることなく
ただただ言葉を受けとめてもらえる
こと
で、自分の中から気づきや答えが

出てきます。

 

グリーフサポートは、クライアントさんと
セラピストの両者の魂が響き合い
共に成長していく神聖なる時間です。

 

愛する人を喪った悲しみは、
身を引き裂かれそうな痛み。

 

どうしようもない苦しさの中、
それでも
夜になり朝が訪れます。

 

日が進むにつれ、心は少しずつ落ち着いて
いきますが心の奥にしまい込んだ悲しみや
苦しさは置き去りにされている場合が多いのです。

悲しみや苦しさの感情は心の深くに閉じ込
められ置き去りにされていると様々な
グリーフの状態が表れてくることがあります。

 

 

グリーフとは

思いのままに気持ちや感じている
ことを表に出せず、心にフタをして
抑え込んでしまった状態を
英語で「グリーフ(grief)」と言い、
日本では主に「悲嘆」と訳されて
います。

死別をはじめとする喪失体験の後、
何か体の一部をもぎ取られたよう
に、心にぽっかりと穴が開いたよう
な感じや、何ともいえない感覚や
気持ちになることがあります。

 

ジーエスアイさんのホームページより

 

 

大切な人を喪った後の人生を
悲しみに翻弄され続けるだけではなく、
自分らしくどう生きていくのか。

どんな経験をされた方でも、
ちゃんと答えを持っています。

しかし、自分ひとりではその答えにたどり着く
のは難しいことが多いです。

なぜなら、辛く切ない想いの方が溢れてきて
その心の奥にある他の感情に気づけないのです。

では、どうしたら辛く切ない想いのその先に
ある、大切なあなたの答えにたどり着ける
のでしょうか?

それは、あなたの中にある
辛く切ない想いを言葉にすること。

そしてそれらの言葉たちを十分に受け止めて
もらうこと。

すると自然にあなたの中からそれらを
見つけることができるのです。

 

 

Mさんも、グリーフサポートを受けることで
悲しみを言葉にすることができました。

Mさんが書いてくださった

 

加藤さんのカウンセリングを
受けているうちに、
ママはパパが大好きだったんだな、
愛に溢れていたんだなと感じました。

我慢しなくていい、泣きたい時は
泣いていい。
そう言われているうちに心が軽く
なっていきました。
本当に出会えた事に感謝しています。

 

 

自分の中から出てくる想い、言葉こそが
自分を癒すことができます。

Mさん自身の中にある大きな愛に
包まれるからこそそれができるのです。

 

悲しみは、
消すことができなくてもいいのです。

ただ、ただ、
大きな愛がその悲しみを

包み込んでくれるのです。

 

 

大切な人を喪った方、
悲しみを言葉にすることから
はじめませんか?

言葉はあなたを癒し、さらに成長した
あなたと出逢える道へと続きます。

 

まだ見ぬ未来の自分と握手する場所
「心ハミング」であなたをお待ちしています。

※海外に住む方、遠方の方は
LINE・SKYPE・ZOOMなどで受けられています。

 

一般社団法人グリーフサポート研究所認定
グリーフサポートバディ

加藤久美子

 

グリーフサポート詳細
こちらをクリック

 

体験カウンセリング
こちらをクリック

 

料金・お申し込みは
こちらをクリック

 

文中の

※ 大切な人を想って流す涙は、
  その人に贈る、見えない花束。

こちらの記事もご覧ください。

 

【愛する人を喪ったあなたへ】愛する人を想って流す涙は、その人に捧げる見えない花束

セッションルームは
青山京古さんの水晶で描かれた絵
「Spirit of Love」に見守られています。

 

 

心ハミングのグリーフサポート

 

 

今日から5月が始まりましたね。

 

新緑が美しく、花々が咲き乱れる美しい季節。

我が家の庭にも、モッコウバラや牡丹が咲いています。

 

 

世の中の状況がどうであれ、美しく咲く花々たちに本質を教えられます。

 

空のように 

きれいになれるものなら

花のように

しずかになれるものなら

価なきものとして

これを捨てよう

あれも捨てよう

 

 

私が好きな詩人、八木重吉さんの詩です。

 

家に居る時間が増えたことで、

本、詩集、エッセイなどをゆっくりと見る時間が増えました。

それらを読んでいると、私の中がどんどんシンプルになってきました。

 

雑多な物や、心の中に残されていた感情や思い込みの中から、
本当に大切なものが、キラッと光輝いてきました。

「シンプルに生きよう!」

スッと思えるようになりました。

 

どうしても手放せないでいたものを、あっさりと手放すことができました。

 

しかし、物は比較的簡単に手放せますが、心の中の様々な感情や思い込みは、
大切に抱え込んでいたものが多く、いざ手放そうとすると逆にジタバタする自分がいます。

 

いらない感情であっても、今までの自分を守ってくれていた感情たちであったのですから、
いざ手放そうとすると、もう一人の自分が「本当に手放していいの?」と投げかけてきます。

 

そこで、確認するのです。

「その感情は、過去の私に必要だったもの。
今を選択し、新しい未来を創っていく私には、もういらない!」

 

手放す感情が出てくるたびに、この言葉を繰り返しています。
すると、未来の自分がすっと今にやって来る。
過去の思い込みから解放された、自由な自分が。

 

 

空のように 

きれいになれるものなら

花のように

しずかになれるものなら

価なきものとして

これを捨てよう

あれも捨てよう

 

 

 

この詩は、私を透明感あるシンプルで美しい世界に誘ってくれる詩です。

 

 

 

さあ、5月!

 

季節が巡り、この美しい季節が訪れると共に、
お別れした大切なあの人との思い出が鮮明に蘇って心が切なく、どうしようもない方へ。

 

その想いを 言葉にして私に聴かせてください。

切なさ、悲しさはその人を想う愛おしさがあなたの中にいっぱいあるからです。

 

切なさ、悲しさを語る時間は、いっぱいの愛に包まれる時間です。

 

あなたの部屋から、電話やzoomなどで、心の中の想いをお話しください。

 

体験された方の感想はこちらです。

【グリーフサポート(死別の悲しみのサポート)お客様の声】
「私はずっと求めていました。愛する人と死別してからずっと…」

 

グリーフサポートの詳細はこちらをクリック