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死別のカウンセリング | 心ハミングのグリーフサポート

「死別のカウンセリング」

「死別のカウンセリング」
  • コラム 2021年12月31日

     

     

    「お正月・自分を優先してあげよう」大切な人を亡くしたとき

     

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    今日は大晦日。

    まずは、大切な人を亡くされてから今日まで頑張ってきたあなた自身を褒めてあげましょう。

    今年、お別れをされているのでしたらなおさらです。

    以前のブログでこのように書きました。

     

     

     

    グリーフサポートのカウンセリングの中で
    Aさんが言いました。

    「毎日涙が止まらない。泣くことが苦しくて・・」

    「泣かないように我慢したいのに・・・」

     

    Aさんは、半年前にご主人を突然亡くされています。

    半年経っても涙が毎日溢れてくることが苦しくて
    そんな自分を嘆いていらっしゃいました。

     

    私がお伝えしたこと

     

    大切な人が亡くなってから一年後の命日を
    迎えるまでの365日は、大切な人が横にいない、
    あなたが一人で迎える初めての日々。

     

    その一日一日には、思い出が詰まっている。

    去年のこの日は、あの人が横にいてくれた。

    今年の今日は、私一人・・・

    そんな毎日が続くのです。

     

    今日も明日も明後日も。

    一人で過ごす初めての365日なのです。

     

    ですから

    毎日、泣いたって当たり前なんです。

    その日、その日には忘れられない思い出があるのですから。

    毎日泣いている、そんなあなたをおかしいなんて思う必要はありませんよ。

     

    ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡

     

    ですから、大晦日の今日は自分自身を精一杯褒めてあげてください。

    初めて迎える大晦日ではない方も、大切な人がいない新しい人生を今年も歩んできたあなたを褒めてあげてください。

     

    そして、迎えるお正月は、いつも以上に自分を優先する時間をとってあげて欲しいなと思います。

    心の傷は目には見えません。ですから周りの人は「あなたが元気になってよかった」と思い込んでいるかもしれません。

    しかし、お正月は何年経ってもいつも以上に大切な人との思い出が蘇り、それが既に思い出になってしまっていることが辛く感じることでしょう。

    そんな時こそ、周りに気遣いすることより、まずは、自分の心と向き合ってあげることを優先してあげてください。

    感情を抑え込まず、言葉にしてあげてそれを自分が認めてあげる。

    そして自分を癒す。

    家族に宣言して自分の時間を作る!

    動画配信、本、趣味などに浸る。自分に篭る。

    そんな時間を作れたらいいですね。

     

    今日はこの詩をご紹介します。

     

     

    ほんとうに出会った者に別れはこない

    あなたはまだそこにいる

    目をみはり私をみつめ くり返し私に語りかける

    あなたとの思い出が私を生かす

    早すぎたあなたの死すら私を生かす

    初めてあなたを見た日からこんなに時が過ぎた今も

    ~谷川 俊太郎

    谷川俊太郎の詩「あなたはそこに」の一節より

     

    では、健やかに新しい年をお迎えください。

    今年も1年ありがとうございました。

     

     

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  • コラム 2021年12月22日

     

     

    「目覚めと眠りの境界線の時間がつらい」大切な人を亡くしたとき

     

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    今日は冬至。
    今日を境に太陽の光のエネルギーがどんどん高まっていく。

    季節はこれから益々寒くなりますが、太陽の光のエネルギーは益々強くなっていく。

     

    今日は、いつもより昼の世界と夜の世界の境界線を意識しました。

    そして続いて出てきたイメージは

    「目覚めと眠りの境界線」です。

    大切な人を亡くした後
    目覚めた後と眠りの前の時間が
    最もつらい方は多いのではありませんか?

    朝、目覚め 現実の世界と対面する。

    夜、寝る前 寂しさが募る。

    そんな時、言葉の力を取り入れることをお勧めします。

    何も考えないで、マントラを言ってみる。

     

    この本のマントラをご紹介します。

     

     

    「祈りの言葉、瞑想の言葉は、

    宇宙の霊性にまっすぐ通じる力を秘めている。

    祈りの言葉、瞑想の言葉という道を通って、

    人間の意識は宇宙の神性のなかに入っていくことができる。」

     シュタイナーの「瞑想と祈りの言葉」より

     

    この本の中から「朝と夜のマントラ」をお届けします。

     

    太陽が昇る。
    星々は消える。
    魂が明るむ。
    夢は消える。
    昼がわたしを受け入れる。
    地上の生活の歩みのなかで
    昼がわたしを守る。

    星々の世界が
    わたしの自我を霊の領域に、
    眠りつつ移すとき、
    活動する宇宙の力から
    わたしは魂の力を取り出し、
    霊にむかって努力する。

     

    音声でもお届けしていますので、
    聞くだけでも構いません。

     

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  • コラム 2020年5月6日

    私は、愛する人を喪った方へお届けする言葉を
    心を込めて丁寧にお届けしたいと
    いつも願っています。

    なぜなら、なにげにかけられた言葉に傷ついた
    経験を何度となくしてきたからです。

     

    その方が、私を気遣ってかけてくださった
    言葉だとは頭では理解していても、
    死別の悲しみにあるものは、繊細で
    大切な自分の心を偽ることができず、
    傷ついてしまうのです。

     

    大切な方を喪った方は、いつもいつも
    知らず知らずのうちに
    自分の心を救う言葉を求めています。

     

    その言葉を求めて本を夢中になって読み、
    その中から見つけることもあれば、
    ふとSNSの投稿などから目に飛び込んで
    くることもあります。

     

    ですから、私は
    愛する人を喪った方へお届けする言葉を
    心を込めて丁寧にお届けしたいと
    いつも願っているわけです。

    それでも失礼な表現をしてしまうことも
    あるかと思います。

    日々、成長していきたいと思います。

     

    今日は

    若松 英輔(わかまつ えいすけ )著

    『言葉の羅針盤』の中で、であった言葉を
    ご紹介します。

     

    あるページに
    悦柳 宗悦(やなぎ むねよし)氏の
    次の言葉を紹介しています。

     

    死にし人々にとっては、残る人々
    から贈られる涙が、
    どんなにか嬉しいであろう。

    果敢ない存在の記憶は只それ等の
    人々の心によって守られている。

    私達とても、
    悲さや苦さがなかったら、かくも
    切に故人を想う事は出来ないであろう。

    涙こそは記憶を新たにしてくれる。
    悲さに於いて、此世の魂と彼世の
    魂とが逢うのである。

     

    悦柳 宗悦(やなぎ むねよし)
    [1889~1961]美術評論家・宗教哲学者。

    「死とその悲しみに就て」より

     

     

    この言葉によせて若松氏は、こう言葉を
    紡いでいます。

     

     

    生者と死者が新たな関係において
    出会うとき、生者は、
    涙を見えない花束として
    死者にささげ、悲しみを再会の
    場所としてまみえる、というのである。

     

    自らの死を悼む他社の涙が、
    人生にとってかけがいものだとして
    も、生きているうちにはそれを手に
    入れることはできないではないか、
    それでは意味がない、
    という人もいるかもしれない。

    だが、まったく別な考え方もできる。
    人の人生は、この世で「肉体」が
    滅んでも終わらないのかもしれないからだ。

    死者の姿を見ることができない。
    それにもかかわらず死者はいると
    感じている人が少なくない。

    死者と言うとよそよそしいが、
    愛するあの人はなくなっても自分の
    そばにいて「生きている」
    そう信じている人は多くいる。

    生ける死者の存在こそ、人生は死の
    後も続くと言う確かな証しなのではないか。

    人生において、なくてはならないものとは、
    現世に必要なものではなく、
    彼方の世界においてもなお、
    かけがえのないものなのではない
    だろうか。

     

    生者と死者が新たな関係において出会うとき、
    生者は、涙を見えない花束として死者に
    ささげ、悲しみを再会の場所としてまみえる。

     

    この言葉が、私の心に飛び込んできました。

     

    私は、こう受け取りました。

    大切な人を想って流す涙は、
      その人に贈る、見えない花束。

     

    あぁ、なんと素敵な表現であろう。

    姿なきあの人に流す涙は、
    見えない花束だというのだ!

     

    死にし人々にとっては、残る人々
    から贈られる涙が、
    どんなにか嬉しいであろう。

    果敢ない存在の記憶は只それ等の
    人々の心によって守られている。

    私達とても、
    悲さや苦さがなかったら、かくも
    切に故人を想う事は出来ないであろう。

    涙こそは記憶を新たにしてくれる。
    悲さに於いて、此世の魂と彼世の魂とが
    逢うのである。

     

    ふりがなを振ってみました。

     

    死にし人々にとっては、残る人々
    から贈られる
    涙が、どんなにか嬉しいであろう。

    果敢ない(はかない)存在の記憶は
    只(ただ)
    それ等の人々の心によって
    守られている。

    私達とても悲さ(かなしさ)や苦さ
    (くるしさ)が
    なかったら、かくも
    切に故人を想う事は出来ないで
    あろう。

    涙こそは記憶を新たにしてくれる。

    悲さ(かなしさ)に於いて、
    此世(このよ)の魂と彼世(あのよ)の
    魂とが
    逢うのである。

     

    私は、この言葉とであい、この言葉を
    愛する人を喪ったあなたへ心を込めてお届けします。

     

     

    悲しみは、
    消すことができなくてもいいのです。

    ただ、ただ、
    大きな愛がその悲しみを

    包み込んでくれるのです。

     

     

    大切な人を喪った方、
    悲しみを言葉にすることから
    はじめませんか?

    言葉はあなたを癒し、さらに成長した
    あなたと出逢える道へと続きます。

     

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