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【自分がグリーフ(悲嘆)の状態であるとは気づかないことが多い】

  • コラム体験談 2021年1月27日

    自分がグリーフ(悲嘆)の状態??

     

     

     

    自分がグリーフ(悲嘆)の状態であるとことは
    大切な人を喪った直後から時間が過ぎると
    案外わからないものです。

    グリーフ(悲嘆)の状態というと
    嘆き悲しみ過ぎて、ご飯も食べられない、
    夜も眠れない、仕事や家事など手が付けられない。

    そんな毎日を過ごしている方をイメージしているかもしれませんね。

     

     

    確かにそのような状態の方はいらっしゃいます。

    しかし、グリーフ(悲嘆)の状態とはそのような
    状態ばかりではありません。

     

    むしろ自分は、普通に日常生活を送れているから
    大丈夫と思っている方が多いと思います。

     

    ですから、「グリーフサポートします。」と
    言っても、私はその対象ではないと判断されて
    いることでしょう。

     

    実際、私自身がそうでした。

    「悲しみの涙はいっぱい出るけれど、
    それでも前に進んでいる。だから大丈夫!」と
    思っていました。

    しかし、グリーフサポートのプロになると決めて
    ジーエスアイさんの
    「グリーフサポートセミナー」を受講した際
    私は思いっきりグリーフ(悲嘆)の状態であることがわかりました。

     

    夫の死別後、2年が経とうとしていた頃のことです。

    このように「自分は大丈夫!」と思っている方の
    中に実は、複雑化したグリーフ(悲嘆)の状態の
    方がたくさんいらっしゃいます。

     

    何十年経っていてもそれは、心の中に存在
    していることがあります。

    グリーフサポートではない、カウンセリングに
    いらしたクライアントさんの生きにくさの原因を
    見つけていくと、過去の喪失体験による
    複雑化したグリーフ(悲嘆)の状態が
    浮き彫りになって来る事例が多いのです。

     

    複雑化したグリーフの状態とは

     

    本来、大切な人を亡くした後に湧き上がってくる
    いろんな思いや感情を押さえこまず
    表に出すことは自然なことです。

     

    それらは強い痛みを伴う、悲しみや苦しさや
    怒りなどの感情ですが、周囲の人にサポ-ト
    され、心の傷を癒しながら、それを出すことに
    より次の段階に進んでいけます。

    大切な人がいなくなった、これからの人生を、
    悲しみと折り合いをつけながら、自分らしく
    生きていくためにとても重要なプロセスなのです。

     

    しかし、このような場合があります。
    「いつまでも悲しんでいてはいけない。」と
    無理やり悲しみの感情を心の奥に押し込んでいる。

     

    悲しみの痛みが辛すぎ、感情を感じないように
    し続けていると、感情が動かない状態になり、
    人からは平然としているかのように見え、
    周囲の人だけではなく本人さえも
    「もう立ち直っている」と錯覚してしまいます。

     

    このような場合、複雑化したグリーフの状態に
    入りグリーフが長期化し、何らかの生きずらさが
    頻繁に出てきます。

    心と感情と身体が空回りしている状態です。

     

    何年、何十年経っていても大丈夫です。

     

    死別後、何年、何十年経っていても、
    グリーフを表に出すことはできます。

    何も否定されない安心安全な場所で思いを話し、
    受け止めてもらえることで
    悲しみと折り合いを付けながら
    もっともっと自分らしい
    心豊かな人生を送ることが
    出来るようになっていきます。

     

     

    心から安心して聴いてもらい、
    そして聴くお互いのグリーフサポートの実例

     

    少し前になりますが、ジーエスアイ
    「グリーフサポートプロフェッショナルコース」
    で、出会った神藤 ゆうこさんがサロンに
    来てくださってお互いのグリーフサポートをしました。

     

    ゆうこさんは、看護されているご家族が
    看取りをされるまでだけにとどまらず
    ご遺族となられてからも継続的に寄り添う
    看護師さんです。

     

    ゆうこさんのような方がいてくださったら
    看護中も心強く、お別れ後もどれだけ
    心の傷を癒すことができることでしょうか。

     

    ゆうこさんご本人も20年あまり前に
    大切な方を喪っていらっしゃいます。

     

    ゆうこさんも「グリーフサポート」を学んだことで
    ご自分が20年経った今もグリーフの状態にいたこと
    に気づけたそうです。

     

    最初はお互いの心のサポートでしたが
    話が進むに連れ、二人一緒に、これから
    どんなことができるかプランが湧いてきて
    イメージがリアルに見えてきました。

     

    ゆうこさんの感想

     

    今日はお互いに知り合えることを
    待っていたようなひとときでした。
    (次は手土産に、5個入り箱ティッシュにしようかなぁ(笑)

    「今日は彼の話をしていいんだ~」
    という事が嬉しくて

    加藤さんにたっぷり聴いていただきました。

     

    話せば話すほど、彼がイキイキと蘇ります。

    思い出の中で彼がイキイキと蘇るには、

    「誰か」に話さないと こうして生き返らないの
    だなぁと改めて思いました。

     

    加藤さんは 本当に エネルギーをまとっていて
    お日さまや ひまわりのようだなぁ…

    この しなやかな強さは
    どこからきているのかなぁ…

    話を聴きながらずっと思ってました。

     

    大切なご主人さまのお話を聴けて
    嬉しかったです。
    誠実な、暖かい、 心の強さというか
    精神力の強さが 凄く伝わってきました。

    とっても素敵なご夫婦だったのですね。

    悲しみの経験をご自分の強さに変えたのは
    ご主人への愛と尊敬からきているのかなぁと
    感じました。

    そして、

    話に集中しはじめ、相手の魂や大切な人の魂に
    ぐーっと近づき感じながら話を聴いている時は
    私、黙る!(無心でうなずくのみ)ってことがわかりました。

    自分のコミュニケーションパターンを知る気づきでした。
    またお会いしましょう。

     

    私、加藤の感想

     

    ゆうこさんの言葉を通して、
    彼から(天国に単身赴任の夫)
    「頑張ってるね」って、いいこいいこされた
    ような感じになりました。

     

    私の心も身体も魂も喜んでいます。

    ゆうこさんと、大切な人の生き様を
    言葉にすることができたことがとても嬉しかった。

     

    姿、形は無くなっても、いつまでも記憶の中に
    彼らは生き続け、今を生きるゆうこさんと私を
    いつでも応援し続けてくれる。

     

    そんなことをあらためて感じた時間でした。

    精一杯生き切った彼らを見習って私たちも
    今やれる精一杯のことをやっていきましょうね。

    ゆうこさんの眼差しがとても優しく、
    流す涙も美しかったです。

    お互い話したいことを話せてそして受け止めてもらって、
    ゆうこさんありがとう。

     

    新しい自分へいつでもなれる

     

    何年たっても大切な人を喪った時の記憶は
    瞬時に鮮明に出現します。

    何度も何度もその当時の辛かった思いを
    話していいのです。

     

    しかし、それを受け止めてもらえるか、
    もらえないかで大きな違いがあります。

    受け止めてもらえないと感じた場合は
    さらに「もう話してはいけないんだ!」
    とさらに、心の深くに閉じ込めてしまいます。

    解放されない痛み、心の傷として
    存在し続けてしまいます。

    でも、「うん。うん。」とうなずきながら、
    ただ聴いてもらえるとその心の傷さえも
    愛の記憶に変わっていきます。

    痛み・恐れなどの感情が
    愛の記憶に変わって、あなたの心の中に
    あたたかな灯がいつでも灯っている状態に
    なっていきます。

    この灯は、大切な人を喪った後の人生を
    悲しみと折り合いをつけながら歩いていく
    この先の道を照らし続けてくれます。

     

     

    私たちは今回お互いの思いを受け止められたので
    思考は次の段階に入ることができました。

     

     

    それは、今まさにグリーフの状態にある方に
    向けての企画です。

    死別の体験から得た魂の学びをシェアしていくことです。

    「看護師・グリーフサポートバディ」
    のゆうこさんと
    「心ハミング・グリーフサポートバディ」
    加藤とのコラボレーション企画です。

    まだ先の日程となりますが順次お伝えしていきます。

     

    大切な人を喪った方、
    悲しみを言葉にすることからはじめませんか?
    言葉はあなたを癒し、さらに成長したあなたと出逢える道へと続きます。

     

    まだ見ぬ未来の自分と握手する場所
    心理カウンセリングルーム
    「心ハミング」でお待ちしています。

    ※海外に住む方、遠方の方は
    電話・ZOOMなどで受けられています。
    (通常の対面カウンセリングと同じ料金です)

     

    まずは『体験カウンセリング』
    へお申込みください。

     

    一般社団法人グリーフサポート研究所認定グリーフサポートバディ

    加藤久美子

     

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    加藤 久美子

    加藤 久美子

    私の経験は産婦人科クリニック勤務で4,500人のあかちゃんと出逢ったこと。
    夫と父を抱いて看取ったこと。
    この経験から生まれ出るいのちを迎えるとき
    旅立ついのちを回送る(みおくる)時
    魂の存在として同じと気づきました。
    20年前からのスピリチュアルな学びとボディケアの実践で得た情報、知識を 心軽やかに生きる知恵としてお伝えします。
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